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ネパール大地震復興支援状況報告
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大地震復興支援状況
2015年4月に発生したネパールで多くの方が犠牲になり、建物も全壊・半壊するなど甚大な被害がでました。
国連NGO日本チャリティ基金支援機構並びに、NPO法人地球と共に生きる会、また、サイト・バイ・サイトの佐々木浩二様とともに現地へ行きました。
長期的視野をもって、これからのネパールの復興支援と同時に、現地のネパール事務所、ローカルNGOを設立するのが今回の主な目的で、ネパール政府の承認を頂きました。
寄贈式のために2日前に、被災地の村長さん、代表者達 20人が集まり、彼らの現実的状況を把握するため 村人達の声を直接聞き取り、調査しました。
彼らとミーティングしました。
何が優先で支援が必要か、何をしてもらいたいのかを聞きました。そしてその解決方法についてみんなで話し合いました。
ネパールについて
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ネパール連邦民主共和国は、南アジアに位置する国です。
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2014年の資料によると、一人当たりGDPは698ドルで、世界の187国の中で172位です。
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日本の一人当たりGDP(36,300ドル)の52分の1しかない貧しい国で、世界から見てもかなりの貧困国です。
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2015年のネパール大地震について
2015年の4月から5月にかけて、ネパールは大きな地震がありました。一回目のM7.8の地震は、4月25日に首都カトマンズ北西77km付近に起こりました。
これは日本の感覚で言うと、東京から離れた埼玉の高崎、熊谷あたりに起きた地震です。
そして二回目のM7.3地震は、5月12日に首都カトマンズ東200km付近のヒラヤマ山脈のふもとに起こりました。日本の感覚で言うと、震源地は福島か、静岡市ぐらいの距離ですので、例えば車で2時間で行けるところに地震が起きたことになります。非常に怖いです。
この2つの大きな地震以外にも、4回中サイズ、また、今でも、小さな余震がたくさんありました。
今回の活動内容
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訪問日時:2015年5月26~2015年6月4日
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寄贈式のために2日前に、被災地の村長さん、代表者達20人が集まり、彼らの現実的状況を把握するため 村人達の声を直接聞き取り、調査し、彼らとミーティングしました。 -
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何が優先で支援が必要か、何をしてもらいたいのかを聞きました。そしてその解決方法についてみんなで話し合いました。
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2015年のネパール大地震について
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プレハブの住まいを作る
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青空教室を始める
小さな子供は生まれて初めての経験であり、地震へのパニック障害を起こしている子供たちも多く、被災した家族の生活は十分に食事も取れず、心のケアーを考えて村人達の要望で、できるだけ早く学校を始めたいとの要望がありました。 -
300人の子供たちの給食を与える(半年間約束しました。)
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ブルドーザーを寄贈する
いたる所で瓦礫撤去ができず、道路が遮断されたこともあり、救助と供給源である道を守ること、また、被災地の復興を妨げているために寄贈を決めました。
今回の活動内容
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286世帯に、波トタンを一世帯5枚ずつ寄贈する(計1,430枚)
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子供たちにTシャツ400枚配布
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使用した寄付金の内訳
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日本からの寄付金・・・・・・・・・・641万
1.寄贈式典の為の調整費・・・・・・80万
(輸送の為の燃料、車両、トラック輸送費等)
2.JEEP車・・・・・・・・・・・・・350万 (中古車両)税金250%
3.その他事務所設立費用・・・・・・ 30万
4.飛行機のチケット代金・・・・・・40万(3名分)
5.現地での購入・・・・・・・・・・260万(286世帯に、波トタンを一世帯5枚ずつ寄贈する(計1,430枚)
合計660万
その他の経費に関しては当社社長のブガン・アディカリの個人の寄付金で賄われました。
今後の活動について
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学校は、ソーラーパネルを入れる事により、地域の中心でき役割となり、集会所コミニティーセンター、防災センター、村の保健センター、いわば診療所におけるサービスの向上や健康意識向上のための村人への教育活動などを行いながら、地域ぐるみで取り組んでいきます。
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私達はネパール人と共に明るい未来を作っていきます。よろしくお願いします。
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